部下が産休や育休の長期休業に入ると、その分の業務をカバーしなければなりません。
方法は2つ。まず1つ目は今いる人員でカバーする方法、2つ目は人員を補充する方法です。
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人員の補充が必要かどうか検討する
まず、部下の意向を踏まえて人員の補充が必要かどうか、周囲の社員も含めて相談しましょう。
人員が補充されることで部下が安心できる場合もありますが、逆に「私って必要ないんだ」などとネガティブな感情を持つ場合もあります。部下とのコミュニケーションを密にして、誤解のないようにしていきたいものです。
今いる社員の残業でカバーする場合
同じ業務量を少ない人数で行うことになるので、どうしてもそれぞれの社員に負担が生じてきます。今までと同じペースで業務をこなしていけば、その分残業をして業務量を調整しなければなりません。また復職後も時短を取得したり、突発的な休暇を取得することもあるので、長期に渡って負担を強いることになる可能性もあります。
そのように負担感が大きくならないように、業務の効率を図ったり、業務の棚卸をして必要のない業務についてはカットする等の工夫が必要です。
社員に対しての細やかな気配りが必要なのです。
人員の補充をする場合
どのような方法で人員を補充するのかも検討しなければなりません。
まず1つ目は社内の他部署から異動してもらう方法です。他部署で人員の余裕があれば異動で対応するのがベストな選択となるでしょう。
2つ目は新規で雇用する方法です。ただ、どのような雇用形態とするのかも良く検討しなければなりません。例えば正社員として雇用した場合、部下の復帰後にどのように扱っていくのか、慎重に考えましょう。短期のアルバイトやパートを雇うか、もしくは産休代替えの派遣社員を期間限定で迎え入れるのも1つの手です。